本が生まれた理由

「ストックビジネスの教科書」を手に取っていただき、こうして出会えたことに感謝します。

 

2014年秋、天狼院書店を訪れたとき、親交を深めていた店主の三浦さんから
言われました 。「大竹さん、そのノウハウみんなに伝えてください。失敗を
経験して出来たストックビジネスのノウハウが必要な人は沢山います。実際に
私自身がこれを学びたいんです。マーケティングの本は山ほどあります。でも、
ストックビジネスの本質を書いた本がないんです。」

 

「本当かな?」
たしかに、ストックビジネスという言葉は多少知られていますが、探しても

この分野は書籍がないんですね。

 

 

【ストックビジネスを作って壊して作り直す実体験】

サラリーマン時代が20年と長かった私が、ストックビジネスを作る
という意味の大切さを知ったのは、起業して危機に直面したときでした。

 

私は、偶然にもサラリーマンでありながらストックビジネスを
作り続ける経験を積んでいた。

非常にラッキーな経験だった。
ストックビジネスの完成度では稀有な存在であり超優良企業と言われたセコム、
不動産のストックビジネスであるサブリースの仕組みを学び、
そして、店舗系のストックビジネスモデル、フランチャイズ事業で全国に
200店舗のラーメンFCチェーンを作るということを当事者で体験することが

出来た。

 

 

【ストックビジネスの本質に気づく】
ビジネスの世界には偶然に事業が当たるという会社がある。
でも連続して当たり続ける会社は極めて少ない。
その違いはストックビジネスを作れているかどうかがなのだが
一度起業で躓いた私は、ストックビジネスが足りなかったことに
気づき、その後狂ったようにストックビジネスの定義を追求し、
ストックビジネス作りに没頭しました。

 

・安定売上=ストックビジネスではない。
・事業として売れなければならない。
・ストックビジネスの構造は、(基本の)収益 ✖ 増加数 ✖ 継続率
 という3つの要素でできている。
・3要素をコントロールすることでストックビジネスが完成する。

 

極めつけに、最初からストックビジネスの設計図を持ってさえいれば、
確実に事業を軌道に載せられたということに気づいたのです。

 

それは、その後に展開するビルのサブリース事業、会議室事業、大人の
レンタルオフィス事業、その他にも複数のストックビジネスを生み出す
原理となってどれも確実に軌道に乗った。
さらに、大人のレンタルオフィス「インスクエア」で、起業家支援や
事業サポートの実践を通じて、他の会社でもストックビジネスが作れる
ことを検証し、「ストックビジネスは計画的に作れる」という確信を得た
のです。

 

「人間はストックで生活するとダメになる」という趣旨の言葉をセコム
の創業者飯田亮氏は講演で話したことがあるそうですが、経営者にとっ
てストックビジネスはそれほどの劇薬です。

 

しかし、いまの私があるのはこの劇薬のお陰だと思っています。
ストックがあるからチャレンジできる余力がある。

商品寿命が短い今だからこそ、会社はストックを作れなければ
5年も持ちません。

そして、一つのストックビジネスで会社が成長できる時代ではないのです。
連続的にストック事業をつくるノウハウが必要です。
なぜならば、そのストックでさえ決して永遠ではないからなのです。

 

【この本を作った理由】
私は40才を超えて起業した、決して器用な経営者ではないと思います。
そんな私でも不安を克服してここまでやって来れたのは、ストックビジネス
を作るスキルを獲得したからだと思います。
このノウハウは安定経営には絶対に必要なことで、経営者が元気を取り戻す
特効薬だと思っています。

 

世の中にはマーケティングの本は溢れてますが、この一分野を深く掘り
下げた本がありませんでした。その結果、冒頭の三浦店主の言葉から、
ストックビジネスを計画的に作るノウハウを本にすることになりました。
実は今回の執筆作業では発見が沢山ありました。三浦店主に手によって
私のなかにある言語化されていない理論をわかりやすく表現できたのです。
その結果生まれたこの本は、これから事業を考えている初心者のあなたにも
使える教科書になっています。
「ストックビジネスの教科書」は私のデビュー作になりましたが、この本
だけでは紹介しきれない事例がたくさんあります。本書は基礎編と考えて
ください。
ストックビジネス作りで一番大事なのは、考え方、マインドセットです。
この部分は本では説明しきれませんでした。ストックビジネスの「思考」
を会得して、皆さんが事業を成功させ、幸せになれることを願っています。

 

 

追伸
本書では、事業のリノベーションと収益シミュレーションを中心に解説
していますが、実際の現場では収益ユニットを作る作業とチューニング
を行うフレームワークなどまだまだ紹介しきれない沢山の好事例があり
ます。ストックビジネスはこれからも進化して行きますので、事例など
事業成功のヒントをビジネスレターの中でお伝えできればと思います。
それでは、重ねて皆様の成功を心からお祈りします。

 

大竹啓裕

 

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