あけましておめでとうございます。
ここ数年は、年末年始を家族と旅先で過ごすことに
しています。
そして今年は4代目秘本(天狼院書店)を読みながら、
今年やるべきことを思案する静かな時間をつくりました。
すこしだけ望みを言えば、「温泉」は必需品。
できれば露天風呂それも24時間入れればなお良い、
和室ひと部屋、家族が寝ても本が読める灯り。
これくらい整っていてくれたら、他にはなにもいらない。
この時間以上の贅沢があるかと思います。
【走馬灯】
朝5時、まだ旅館はだれも起きていない静けさのなか
露天風呂の冷たい岩に背を当てて火照る体を冷やしながら
天空を見ている。明るい星が見える。
目を閉じると、来る来る・・100人は顔が現れた(≧∇≦)
「ありがとう」と心からお礼を言わせていただきました。
当社に10年前に出資をしてくれた方、私たちを信じて
ビルを預けてくれたオーナーの方々、経営陣、いくつもの
事業をそれぞれ現場で支えてくれている社員のみんな、
商品サービスを支えてくれている従業員のみなさん
道半ばやめてしまった社員、私の基礎をつくった
昔の仕事仲間、エンジョイ先生、厳しい時チャレンジを
支えてくれた方、出版関係者、親、家族・・。
これが走馬灯かあ、ドラマだとここで
終わるんだけど、体も心もほっかほかになったおかげ
で気持ちが勝手に進みだします。
【展望】
2016年は良くも悪くもあらゆるものの
実力が明確になるそうです。
短期決戦ではなく、ここからは持久戦。
世界の不安定、とくに中国の経済成長は鈍化して
中東不安は極点に達するなか、世界のマネーは
不安回避安定志向で米国とアジア、日本に流れてくる、
とくにその影響で一等地不動産はまだ上がる、
でも一方では20年間の供給過剰から稼働不振のビルも溢れてくる
完全な二極化・・
そんな乱世の流れをチャンスにできる会社作りに専念します
【ベンチャー回帰】
「アットオフィスは豁達になる。10年で10人の社長をかならず作ります。」
私の役割は、ストックビジネスの土台の上にトライアンドエラーができる環境を
作り、人に賭けます。
バタフライエフェクトを信じて、ひとは成長すると信じて。(笑)
いまはまだ駐車場ビジネスを興した増田常務一人ですが、
かならずそれに続く9人が現れます。
【言論の自由&豁達】
28年前セコムの東谷支社長に言われました「おまえみたいな人間ばかり
だと会社は潰れる」東谷さんにはずいぶん可愛がられましたが、今思えば
上司の言っていることが理解できないと、その上に確認する、それでも分
からない時はまたその上に確認する。
上司からすれば面倒な奴ですが、あんな大組織でもセコムの飯田代表の
考え「豁達」がそれを許してくれた。
アットオフィスにも「豁達」を根付かせ社員に言論の自由を保証したい
と思います。
この先は読めない時代に突入するわけで
そこにイエスマンはいらない。
10人の豁達で面倒な社長の集団は、先の読めない時代の最強チーム。
考えただけでもワクワクする。
そんな未来の姿がイメージできるようにします。
【楽しむ】
とはいうものの、現場は待ってくれない。
1月は池袋駅前ビル6階のカフェ作りから始動します。
普通なら出店しない場所でカフェを成功させる!!
年末結構悩んでいましたが・・
よく考えてみたら
苦労しながらつくったモノなんてつまらないから
アホらしいので、悩むのやめました!!(笑)
あとは・・トライするのみ。
【気づき】
昨年、「ストックビジネスの教科書」を初出版しましたが
本を読んでわざわざ東京まで会いに来てくれた方と話す機会が何度もありました。
(遠方からありがとうございます)
九州、仙台、大阪、広島からと全国の経営者と意見交換すると
業種ごと、ビジネスのスタイルでそれぞれストックビジネスに
なるポイントが違いますが、殆どのケースでリノベーションも
収益ユニットも作れそう。
「ストックビジネス理論の本質」を押さえれば
あらゆる業種でも使えることが分かりました。
これをインスクエア起業支援メニューに据えて1000社支援を目指す。
もちろん自ら実践して、10人の社長に伝授していきます。