お金がなくとも城が建つ!ストックビジネスとは?

「大竹さん、組織のストック化は可能ですか?」

 

先週から【何でも相談!】週刊ストックマインドでお答えします。

という新コーナーを始めたら早速予想外の質問が来ました

 

【YSさんからの質問】

組織にも「ストック思考」を用いることはできませんでしょうか?

対お客さんだけではなく、 組織(例えば、ノウハウや、強み、人材)をストック化する、という観点でとらえてみても面白いかな、と思いました。

 

 

今回はノウハウと強みのストック化ではなく

 

敢えて組織(人材)についてお答えします。

 

 

 

そうですね、ストックビジネスは商品サービスに

 

継続的な価値を持たせるというのが原点にあるので、

 

収益ユニットという最小単位(商品サービス)から作って行きます。

 

 

 

すると、商品に目が行きがちですね。

 

あまり人、組織に意識がいかないかもしれません

 

でも私の経営する(株)ハッチ・ワークはすでに

 

180人の従業員がいますので決して商品サービスを

 

作るだけではないことは明らかです。

 

 

 

考えて見てください

 

ストックビジネス定義の1つ「(事業を」売ることが出来る」

 

からすると、商品を作り、属人性を排除!

 

となりがちですが

 

その商品(最小の収益ユニット)が毎月増え続ける仕組み

 

になることで完成に近づくのですから、営業であったり

 

サービス提供の運営という部分で人が関わる場面は必ずあります。

 

 

 

だから、

 

安定的にストックビジネスを構築していくには組織と

 

組織マネジメントはいずれ必要になります。

 

ここで人を管理するという大きな課題にぶつかりますね。

 

 

大竹さん、結局営業組織作りみたいな古い話ですか?

 

 

 

この問題を解決するのにストックビジネスが活かされる

 

という事は私が経験済なのでそこをお話します。

 

 

 

私が最初にやった商売は

 

フローな商品を組織(人)で売ることでした

 

私は人や組織のマネジメントは得意ではないので非常に苦労しました。

 

 

ところが同じメンバーで

 

ストック性の高い商品を組織(人)で売ることをしました。

 

組織運営が不得意の私でも会社を大きくすることは難しくなかったのです

 

それは何故か

 

そして、それを3年続けると、人が育ち、適材適所に

 

配置転換も出来る組織になりました。

 

 

私のヒューマンスキルも組織運営能力も最初と何も変わらない

はずなのに、素晴らしい組織が出来ました。

 

 

なぜこんなことが起こるのか?

 

 

ここであなたにヒントです

 

 

「お金が無いのに、ストックビジネスを続けると3年で城が建つ」

 

という意味がここにあります。

 

社長は商品も作れ、お金集めも得意で、営業も出来て、

 

人心掌握にも長けていなければならないとしたならば、

 

私は間違いなく落第社長、失格です。

 

 

実際には、そのようなスーパーマンのような経営者はほとんどいないでしょう

 

 

「城というのは強固な収益基盤と組織です」

 

ス―パーマン社長じゃなくても「城が建つ」

 

ストックビジネス × 組織 × 時間 = 結果

 

 

フロービジネス × 組織 = 結果

 

この違いイメージできますか?

 

ストックビジネスは時間を味方にして資産(売れる事業)を築く仕組みですね。

 

では次回の「週刊ストックマインド」でお会いしましょう



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