コミュニティを深堀りするとどうなる!

3月から始めた「週刊ストックマインド」は今日で

12号となりました。

 

ストック思考®で事業や世の流れを解読するのですが

毎回ビジネスヒント、それも、社長なら数年先の為に

知っておいた方がいい事例などを届けています。

 

週刊ストックマインドは音声で届けるので、

今日はその一端をお伝えします。

 

 

今日のテーマは「コミュニティ」

なぜ今コミュニティが注目されるのか、コミュニティ

の本質的な価値とは何なのか?を解き明かそうという

試みで、ゲストを迎えた3回シリーズの第1回です。

 

 

私は、

1年前にカフェをオープンして売り上げ低迷で困って

いたときにコミュニティの達人と呼ばれるトニー木下

さんと出会いました。

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最初のコミュニティカフェイベントが2時間の間に

100人を超える参加者という、オフィスビルの6階に

ひっそり出来たカフェとしては信じられない成功。

 

そもそもこのカフェインスクエアの収益構造は

飲食以外の利益が半分となる予定で、個人の

セッションやイベント利用を見越していました

ので、造語ではありますが「コミュニティカフェ」と

いうのはコンセプトとして相性がいい組み合わせ

だった。

(コミュニティカフェは登録商標申請中です。)

 

コミュニティ運営歴17年の木下さん

さすがに場数を踏んだ意見は深い。

 

 

コミュニティを運営してみたいなあという

人が増えているのは感覚的に間違いないところです

 

ただどうでしょう、

いざコミュニティを作ろうとしたときに

本来あるべきコミュニティの姿って思い浮かびますか?

 

次に襲ってくるのは継続するという負担感です。

ちょっとした恐怖感とも言える。

 

自分の「欲求」で作るのは簡単だけど、

負担なく参加者みんなが満足して継続していく

そんな理想的なコミュニティ。

 

 

私なんかは、

冷静に考えると一歩も踏み出せなくなりそうです。

 

 

そこで木下さんがいうのは

「コミュニティとは居場所作り。」

 

これが

二つの側面があって

1 自分の為に居場所を作る

2 何かの為に居場所を作ってあげる

 

 

2014年ころに朝活ブームが来て、いざやってみた

けどうまくいかなかったという人が多かった。

そこから木下さんが相談を受けたり

自分で運営をしてみたりと続けてきた結果、

「コミュニティ運営の本質」に行きついたそうです。

 

 

今のブームは、「自分のビジンスに活かせるにちがない」

ということで、集客という面と、

お客様フォローツール(CRM)という面からコミュニティを

活かそうという考えで運営開始する人が増えてきた。

 

 

以前はコミュニティは自然に出来たが

今は、目的を持ってコミュニティを作ろうとして

作る人が増える時代になってきたそうです。

 

趣味の場合は開催を定例化しただけでコミュニティ

と言われる。

そもそも目的が同じなので定例化すればコミュニティ

と認識されるわけですが、これが今までの自然に

出来たコミュニティのパターンです。

 

 

一方、企業がCRMの一環でやるとなると

投資回収という考え方が必要になってくる。

 

そうなるとコミュニティというものが利益を

生まなくてはならない存在になるわけで、

今世の中には、この何らか利益を生まなくて

はならないコミュニティ運営者が悩んでいる。

 

ではコミュニティは利益を生めるのか、

コミュニティはそもそも儲かるのか・・・

 

木下さんは言い切ります

「儲かります。ただし・・・」

 

今回の週刊ストックマインドはここまででした。

「コミュニティは居場所作り。」

なるほどそういう感覚でとらえると、コミュニティ

ブームに踊らされずに、自分に必要かどうかが

判断できる。

 

 

経営をしていると、「今世の中では●●がブームなので

やった方がいいですよ。」とうような親切なアドバイスを

沢山もらいますが、本質を見る目を持っていないと

振り回されてしまう。

 

「本質を一緒に考えてくれる人」私はこれをメンターと

呼んでいます。

 

私は経営者にとっての、ストックビジネス構築の

メンターを目指します。

 

【週刊ストックマインドバックナンバー ご参考に 】

□ vol.011「パートナーになれ」

□ vol.010「チューニングが9割のわけ」

□ vol.009「アイドルを探せ!」

□ vol.008「民泊はどうなる?」

□ vol.007「定年と寿命のギャップ」

□ vol.006「ダイヤモンドリターンとは!?」

□ vol.005「心身健康倶楽部を選ぶ理由」

□ vol.004「トラベル業界に見るストックビジネス」

□ vol.003「経営者がストック思考を持てるか?」

□ vol.002「大きな流れを捉えろ」

□ vol.001「ストック思考の環境」

 

 

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大竹啓裕が、ゲストを迎えながら毎週切り口を変えてストック化に必要なビジネスエッセンスを届ける約15分のトークセッション。

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